アートミーツケア学会

2007年08月30日

アートミーツケア学会フォーラム「哲学する写真−他者の苦痛へのまなざし」

10月26日(金)18:00〜20:40(受付17:30〜)
東京ウィメンズプラザ 視聴覚室
  • 渋谷区神宮前5-53-67
  • 東京メトロ地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」下車徒歩7分
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めまぐるしい社会の変化のなか、生きることを支える根拠がゆらぎ、自己と他者の存在感もうすれつつあります。さらには、他者の哀しみや喜び、そして痛みや願いに対して、思いをはせることもなくなりつつあります。このような時代だからこそ、おたがいに関心をもって存在に向き合い、他者へのまなざしを恢復していくことが求められています。
このフォーラムでは、人間の生老病死にまなざしを向けた写真を通して、人と人の関わりあい、そして生きるということについて考えます。また、医療や福祉などのケアの現場で、一人ひとりの物語を記録し、まなざしを共有する写真の可能性について提案します。
みなさまのご参加をお待ちしています。

講演
絆を撮る 大塚敦子(フォトジャーナリスト)
生きにくさというリアルに向き合う 岡田敦(写真家)
実践報告「写真をケアの現場でいかす試み」
人生の記録『私の手』−高齢者施設におけるワークショップ 天野多佳子(ディレクター)
《新しい病院の風景》を創る!−写真を用いた療養環境の改善 ゴウヤスノリ(ワークショップ・プランナー)

主催:
アートミーツケア学会/エイブル・アート・ジャパン
協力:
NPO法人彩都メディア図書館/写真表現大学/財団法人たんぽぽの家
参加費:
一般2,000円/学会員・学生1,000円/学生会員500円
定員:
100人(参加申し込み要)
プログラム

17:30
受付
18:05
講演 絆を撮る
老いや病、死に向き合った人の日常を記録するということはどのような意味をもつのか。相手との信頼関係のなかで、生の最後まで見届け、得られたものは何か。たがいのいのちを尊び、ともに生きるために、写真にできることについて考えます。
▼大塚敦子(フォトジャーナリスト)
1986年よりフォトジャーナリストとして国際紛争の現場を歩いた後、死と向き合う人々の生き方、自然や動物との絆がもたらす癒しなどについて取材を続けている。「さよならエルマおばあさん」で01年講談社出版文化賞などを受賞。
18:35
講演 生きにくさというリアルに向き合う
社会への不安、薬物やアルコールへの依存、リストカット……。若者が抱える問題と向き合った写真は、現代社会の生きにくさをリアルに伝えています。傷ついた若者によりそいながら、人間の生の恢復を願う営みについて考えます。
▼岡田敦(写真家)
大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業。02年に、作品「Platibe」(窓社)で第4回富士フォトサロン新人賞を受賞。07年、自傷経験のある人たちを撮った「I am」(赤々舎)を出版した。
19:05
ディスカッション・質疑応答
▼コーディネーター 播磨靖夫(アートミーツケア学会常務理事/財団法人たんぽぽの家理事長)
19:40
実践報告 写真をケアの現場でいかす試み
病院や高齢者施設での写真を使ったワークショップの活動を紹介し、ケアの現場でカメラや写真をいかすための考え方や方法について学びあいます。

  1. 人生の記録『私の手』−高齢者施設におけるワークショップ
    ▼天野多佳子(ディレクター)
    NPO法人彩都メディア図書館の学芸員として在職中、2006年に高齢者施設において「手」をモチーフにした写真のワークショップをコーディネート。現在ディレクターとして展覧会やアートプログラムの企画に携わり、07年秋にPort Gallery Tを開設。
  2. 《新しい病院の風景》を創る!−写真を用いた療養環境の改善
    ▼ゴウヤスノリ(ワークショップ・プランナー)
    1998年より、日常生活におけるアート体験や作品と鑑賞者をつなぐため、主に子どもを対象としたワークショップ・プログラムを企画し、全国各地の美術館、商店街、小学校、病院などで実施。05年、愛知万博で世界の小児病棟の子どもたちが撮った「世界の空」の展覧会を監修。06年には、大阪市立大学医学部附属病院で、天王寺エリアに暮らす人々を被写体とした写真展を企画した。現在、東京都現代美術館教育普及担当学芸員。

20:20
ディスカッション・質疑応答
▼コーディネーター 播磨靖夫(アートミーツケア学会常務理事/財団法人たんぽぽの家理事長)


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